移動平均線はシンプルで誰もが使うものなので利用する価値はありそうですが、いろいろな種類があるんです。
短期と長期と組み合わせる場合が普通ですが、期間をあわせて異なる種類の移動平均線(20SMAと20EMAなど)を組み合わせる場合もあるとのこと。
代表的な移動平均線の種類
- 単純移動平均線:Simple Moving Average(SMA)
- 加重移動平均線:Weighted Moving Average(WMA)
- 指数平滑移動平均線:Exponential smoothed Moving Average(EMA)
- 出来高荷重移動平均線:Volume Weighted Moving Average(VWMA)
私は、出来高・価格分析の完全ガイドの本を読んでいるせいか、VWMAがよいんじゃないかと思うのですが、やはりEMAなのでしょうか?。一番よいのは、VWMAのEMAを書くのが良いのかも?
出来高加重移動平均線(VWMA)の6つの使い方!【次世代型MA】のサイトがとても参考になります。
出来高加重移動平均(VWMA)
- 一定期間における取引量に基づいて価格を評価
- 出来高を強調した指標
- 大きな取引活動の量を伴う価格は、小さな取引活動の量を伴う価格よりも重要
- 市場の出来高が低い期間では、SMAと値は近い
- トレンドを特定し、それをトレードのために使用可能
EAM押し?
- 日本ではSMA、海外ではEMAがよく使われる
- 他のテクニカル指標の中にEMAが使われている
- EMAには、比重こそ違うか、過去全てのデータが反映されている
- 期間が短くなればなるほどダマシは多くなる
- 期間が長くなるほど大きなトレンドを教えてくれる
EMAの特徴
- SMAよりも直近のレートを重視
- SMAよりも、直近の値動きに早く反応
- 昨日のEMAより今日の価格が上であれば今日のEMAは上昇
- 昨日のEMAより今日の価格が下であれば今日のEMAは下落
- SMAよりも底と天井が早く出現
- 大きな変動のときやレンジ相場のときは、ダマシが多い
EMAの使い方
- SMAと併用して違いを見る
- EMAは短期線・中期線・長期線を見て分析
- SMAやEMAの長期線を利用して、短期的な値動きのダマシに引っかかりにくい分析をする
- 上昇しているEMAよりも、価格が上で推移していれば上昇トレンド
- EMAをサポートライン(支持線)として見る
- 短期線が長期線を下から上に抜いたら買い
- 安値圏でEMAが下降から上昇へと反転したら買い
- 逆もしかり
期間をあわせて異なる種類の移動平均線(20SMAと20EMAなど)を組み合わせる場合は、初めて知ったので研究の余地がありそうです。
また5EMA,8EMA,13EMA,21EMAなど少しずつずらして複数書くときれいな模様のようになってトレンドがわかりやすいです。ちなみに5,8,13,21はフィボナッチ数列ですね。
2020/04/25