今話題の高沢健太さんの『億トレ投資法』を読んで、付録のDVDも見てみましたので、エッセンスをお伝えします。
『億トレ投資法』の正式名称は『値幅名人 高沢健太の億トレ投資法 【DVDブック】史上最速! 最小知識! で1億円』です。なんと壮大なタイトルでしょう!。DVD付きなのでお得感はありますね。
私は、高沢健太さんのセミナーに3回ほど行きました。つまり生で3回ほど見ました。いつも最初にアメちゃんを配っていましたね。高沢健太さんは、まさに大阪のおばちゃんといった雰囲気でした。
毎回、生い立ち話が長く、おそらく半分ぐらいの時間喋っていたと言っても過言ではありません。
『億トレ投資法』のAmazonのレビューを見てみると、星5つと星1つの二極化になっています。私個人としても、本の内容としては薄いと思いますが、それでも短期間で億を稼いでいるので参考にしたいですね。
私が心に残ったフレーズは下記の3つです。
- 勝とう、ではなく、負けないこと
- 努力は運を支配する
- 行動力も運を支配する
深いですね。
著者「高沢健太」
- 株式投資家・億トレーダー
- 1976年 埼玉県春日部市生まれ
- 一般社団法人 お金の学校 認定講師
- 日本アボカド協会 会長
- 運用資金100万円をわずか1年4か月で、1億3000万円にすることに成功
- 直接教えたコンサル生の平均勝率は7割以上
- 情報誌「SPA」で特集が組まれる
- 2018年8月、高沢健太株式投資塾、ミリオネア投資家クラブを開講。
- 2018年10月、オンラインサロン「億トレゼミ ―高沢流勝ち組メソッド―」スタート
高沢健太のトレード手法
「ボリンジャーバンド」と「RCI」の2つの指標に基づいてトレードする。ボリンジャーバンドの3σは表示させない。RCIは5日と7日に設定する。
「買い」の基本的な考え方としては、ボリンジャーバンドのマイナス2σに触れたとき、なおかつ、RCIがマイナス100%に近いようなときなら、売られすぎから買われはじめるタイミングとみる。
これは、ボリンジャーバンドのマイナス2σより株価が下回る可能性はとても小さく、RCIのほうから見ても、売られすぎている状態を示している。
「ボリンジャーバンドの向きを見る」ことがとても大事である。なぜなら、マイナス2σの線がその後も下降ラインを描いていく可能性があるから。線自体が下がっていけば、マイナス2σを飛び出して低くならなくても株価はさらに落ちていく。
ボリンジャーバンドの線が上を向いてること。理想は下向きから横向きに変わるタイミング。
4つの足を変えて、それぞれについてボリンジャーバンドを確認する。デイトレードの場合は5分足、3分足、1分足も見る。大切なのは週足。
この4つの線がすべて上を向いているときが、買うタイミングとしてはベスト。少なくとも、このうち3つが上を向いていなければ、買うのはちょっと待ったほうがよい。
RCIを見るときも線の向きを気にする。タイミングとして良いのは、切り上げたところ。マイナス100%近くであるというだけではリスクがあり、そのまま、横の状態が続いていくこともあるから。
ボリンジャーバンドの線の向きが上を向いていて、なおかつ、RCIが切り上げになっているときが、買いのタイミング。
例えば、ボリンジャーバンドが横向きもしくは上向きで、RCIが底から切り上がったら買い。ボリンジャーバンドがプラス2σで上ヒゲがあり、RCIが天井付近で手仕舞い。
陰線下ヒゲの次のローソク足が陽線で、なおかつ、下ヒゲが手前の陰線下ヒゲよりも上にある、つまり底値が切り上がってきている状態を確認してエントリーする。ここさえ間違えなければ、ほぼ損をすることはない。
負けないこと
トレードにおいては「あくまでも負けないことがいちばん大事だ」と割り切ること。呪文のように何度でも繰り返す。勝とう、ではなく、負けないこと。
「負けていないからよし」そのように捉えるように、メンタルも鍛え、癖づけることが大切。
思い通りいかなかったら、どうして間違ったのか、どこに誤りがあったのか、それをしっかり見つめ直すことが次へとつながる。復習は徹底的にやる。どこで買ってどこで売ったのか、その判断が生まれたのはなぜか、検証を繰り返す。
人間には、2つの平等がある
1つは、時間。
誰もが1日24時間しか持っていない。その時間を上手に使い、やるべきことに集中して時間を作る。他人よりも早く成功したいのなら、他人の倍やれば成功する時間も短縮でき、次のやりたいことへ行ける。努力は運を支配します。
平等に与えられている時間の中で、やりたいことにどれだけ時間を割けるかが分かれ道となる。
もう1つは、運。
運はすぐ近くにある。自ら取りに行くかどうか。つまり行動力。行動力も運を支配する。
高沢健太の「トレードで忘れてはならない10カ条」
- 私のトレード手法は補助輪なしの自転車に乗るのと同じ(誰でも練習したらできる)
- 適当にやると敵とあたる
- 手はお膝
- 目標は具体化する
- 感情と勘定は違う
- 株で勝てる人は素直
- 買わない勇気
- 買うときはまだまだ、売るときはもういいで売る
- 負ける自信がない
- チャートの動きがスローに見える
DVDの内容
SBI証券にログインしないで、チャートをみると、ボリンジャーバンドとRCIが見れ、更に、転換点をチェックするとよいとのこと。
DVD内で売り買いのタイミングを説明していますが、単に転換点を読み上げているだけのように見えました。