株式の世界ではおなじみの「ウィザードブックシリーズ」というちょっとお高めの書籍がありますが、その中でも比較的安い『ライアーズ・ポーカー』という本を読んでみました。
内容
ソロモン・ブラザーズの体験記で、Amazonの商品説明には「インサイダーの立場からウォール街の内幕を暴露した傑作を復刊!」「あのソロモン・ブラザーズのグッドフレンド会長を失脚に追いやり、 ウォーレン・バフェットまで登場させた、 自由奔放で滑稽、あきれ果てるようなウォール街の投資銀行の真実の物語」とあり、とっても面白そうな印象を受けます。
著者「マイケル・ルイス」
- アメリカを代表するベストセラー作家
- プリンストン大学で美術史の学士号
- ロンドン大学で経済学の修士号
- 3年間勤めたソロモン・ブラザーズを辞めた
- 『ライアーズ・ポーカー』が、デビュー作
世界的なベストセラーとなったようですが、私の感想は「読むのに疲れ、面白くない」でした。 とても読みにくく、支離滅裂な感じで、私は、途中で読むのをやめてしまいました。
しかしAmazonでのカスタマーレビューは、総じて良い評価だったのでびっくりしました。星★4.1と高いです。
「何度読んでも面白い」「久々に本を読んで大笑いした」という感想もあり「ほんとに~????」と思い、もう少し読んでみようかなと思いましたが、やはり読みにくい。
ということでやめてしまいました。私の感想が少数派なのかもしれません。下記カスタマーレビューを参考にしてください。
Amazonカスタマーレビューより(ポジティブ)
- 何度読んでも面白い
- 久しぶりに読み返して見て、やはり面白かった
- 日本語訳も読みにくい
- トレーディング・フロアの様子は生き生きと伝わってくる
- 久々に本を読んで大笑いした
- ウオールストリートがよく分かる
- 投資銀行の仕事のやり方が上手に書かれている
- 著書の表現力が秀逸
- この本の後に同じ著者の「世紀の空売り」をぜひ読んでいただきたいです
- 内部からリアルに描写しています
- この本の良いところは、それが単なる暴露話ではないことです
- いっきに読み漁りました
- 当時の強引な商品開発背景や”客をハメる”セールス手法などは、間違いなく現在のサブプライム危機の遠因となっています
- 著者自身の経験を基に描かれているだけあって、臨場感があり抜群の面白さである
- 是非一読していただきたい名作である
- わたしの好きな本のうちのひとつです
- 物語としておもしろい
- ビジネスの勉強にもなるかもしれない
- 専門的な話よりも人間模様が中心
- ハンディカメラで追ったような筆致についつい惹き込まれてしまう
- 人間って何?というものを問いかけているようにも思えてくる非常に有意義な著作だと感じる
- この本を読んで、つくずく素人の投資はリスクが多いと痛感
- 「分かりやすさ」というものの邪悪な面が見えてくる
- リーマン・ショックを予言するかのような記述ぶり
- 用語群を分かりやすく、そして楽しく読ませる点においても白眉の出来
- この歴史的なキャラ立ちだけで、問答無用の5つ星
- 同じ著者の『世紀の空売り』が面白かったので本書も読んでみたが、やはり面白かった
- 私みたいにその手の知識を欠いた人間が読んでも十分楽しめる
- 時代の変わり目の空気を伝えているところが、私には面白かった
- ウォール街の様々な歴史的事件を織り交ぜながら回想する、抱腹絶倒の一冊
- 世界最高峰のマネーゲームの殿堂を内部から描写する手さばきは、さすがにメリハリがあってお見事の一言
- デイトレーダーとしてデビューを目指す人には、チェックしておいて損にならない本だろう
- 狂乱の時代のアメリカ金融業界について書かれた本は数多いけど、これはその中でもオススメの良書に入る
- マネックスの松本さんのおすすめされてました
- この本がとても面白かったので、続けてマイケルルイス氏の著書をほとんど読んでしまいました
- この本を読んだ後は、投資銀行で働いてみたくなりましたよ
- 実際の取引でのマインド面を書かれた本は少ないと思います
Amazonカスタマーレビューより(ネガティブ)
- 普通に株とか買っている人にはあまり縁のない話かもです
- なぜだか分からないが、全然面白くなかった
- 話が進むにつれて退屈でたまらなかった
- 単に小説としてみた場合、星は2.5程度だと思います
- 内容も文章も、読んでいてまったく気に入りませんでした
- やはり良い文章を読まないと、時間と金の無駄になってしまいます
2019/05/05