いままで、信用取引というものをやっていませんでした。買いも売りもできるということはなんとなくは知っていますが、詳しくは知りません。ということで調べてみました。
- 投資経験1年未満の初心者は信用取引ができない
- 資金の約3倍の取引可能
- 空売りできる(株価が下がっていく場面でも利益が出る)
レバレッジを効かせることが可能ですね。
信用取引 用語
- 一般信用取引:ほぼ全ての銘柄を取引でき、資金や株の返済期限が無期限
- 制度信用取引:証券取引所が指定した銘柄に限り取引でき、返済期限は6ヶ月
- 信用買いには「反対売買」と「現引」の決済方法がある
- 信用売りには「反対売買」と「現渡」の決剤方法がある
- 現引(げんびき)= 品受:信用買いした銘柄を売らずに買った代金だけを支払う方法で手数料はかからず株は現物株として手元に残る
- 現渡(げんわたし)= 品渡:空売りした株と同じ株を持っている場合に、その株を証券会社に渡すことで決済する
- 金利(日歩):資金を借りて信用買いを行う場合にかかる
- 貸株料:株を借りて空売りをする場合にかかる
- 逆日歩(ぎゃくひぶ)= 品貸料:株式が不足した時、追加の賃貸料
- 追証(おいしょう):損失が出たら追加で保証金を差し入れる
- 名義書換料:信用買い銘柄を権利確定日をまたいで保有している場合にかかる
- 信用配当金(配当落調整金):配当のある銘柄を信用売りした場合にかかる
細かい計算
売りの場合 貸株料
- 制度信用取引 約年1%
- 大体1日 100万の場合30円ぐらいかかる
- 100万円×1%×1日÷365日 = 約30円
- 一般信用(無期限)約年2%
- 大体1日 100万の場合55円ぐらいかかる
- 100万円×2%×1日÷365日 = 約55円
- 一般信用(短期:14日)約年4% → 買い不可
- 大体1日 100万の場合100円ぐらいかかる
- 100万円×4%×1日÷365日 = 約100円
買いの場合 金利
- 制度信用2.85%<一般信用3.09%)
- 大体1日 100万の場合80円ぐらいかかる
- 100万円×3%×1日÷365日 = 約80円
名義書換料
- 買い建玉が決算日(権利確定日)をまたいだ場合に発生する名義書替料
- 信用建玉ごとに1単元あたり50円(税込54円)
事務管理費
- 新規建て約定日から1カ月経過するごとに発生する管理費
- 1株あたり10銭(税込10.8銭)(※売買単位1株単位の銘柄については1株あたり100円(税込108円))
逆日歩(品貸料)
- 10000株売建て、1日で返済しても 計算上4日分になったりすることがある
- 5銭×4日×10000=2,000円 とかになる
※一般信用取引なら「逆日歩」のコストが生じることがありません。
配当金(権利付き最終日の大引け時点 売建の場合)
- 一般信用取引(売建)の場合は、配当金相当額として配当金の100%を支払う
- 制度信用取引(売建)の場合は、配当金相当額として配当金の84.685%をお支払う
なんだかややこしいですね。長期保有はあまりやらないほうが良さそうですね。
信用残高や信用取組倍率もシストレ分析の材料になりそうなので、おいおい調べてみます。
2018/09/05